アメアグループ 2004年度(1月~12月)業績の概況

【2005年03月01日】

~各事業部門とも堅実な伸びを示す。今後は業界のリーディング・カンパニーを目指す~

アメア スポーツ ジャパン株式会社(本社: 東京都渋谷区/代表取締役社長: マット・ゴールド)が所属するアメアグループ(本社: フィンランド/プレジデントCEO: ロジャー・タレルモ)は2004年度の業績概況を発表いたしました。


1.アメアグループの業績概況

アメアグループの2004年度グループ売上高は10億5,880万ユーロに達し、前年比約3%の減収となりましたが、経常利益は1億2,200万ユーロで前年比約4%の増益となっています。また、一株当たり中間利益は1.19ユーロです。

減収の背景としては、2004年3月に完全撤退したタバコビジネスの売上減が主な理由です。しかし主力のスポーツビジネスは好調に推移しており、スポーツビジネス単体では、前年同期比5%(為替影響含まず)の売上増を達成しています。

 地域別では、アメアスポーツジャパンが属するアジアパシフィック地域のグループ売上比率が2003年度の8%から11%と大幅に増加しました。また売上高も前年比8%の増収となる1億1,160万ユーロとし、アメアグループへの貢献度が年々大きくなっています。

(億ユーロ) 2004年 2003年 増減
売上 10.58 10.94 -3%
経常利益 1.22 1.17 4%

(ご参考: 2004年12月31日時点でのユーロの換算レートは1ユーロ→約139.65円)


2.グローバル市場における各事業の概況

 ■ウイルソン
 
<ラケットスポーツ>
 2004年のテニス市場は2%という低い成長率に加え、全体的な価格の下落傾向がありましたが、ウイルソンは引き続き好調な販売を持続しており、市場におけるシェアは36%という高い数字を達成しました。売上高全体では前年比1%増(為替影響含まず)となっていますが、アジアパシフィック地域では12%という驚異的な伸びを示し、また経常利益では前年比31%増の2,690万ユーロという高い収益性を実現しました。
 
<ゴルフ>
 引き続きゴルフ用品業界は厳しい状況にあります。売上高は前年比5%マイナスでしたが、そのなかで日本での売上は22%増と、全体に貢献しています。経常利益は2003年以来行われている米国での組織再編の結果、前年に比べ大きく伸張しました。
 
<チームスポーツ>
 引き続き好調な販売を持続しており、売上高は前年比2%増(為替影響含まず)。とくに著しい伸びを示したのは野球とソフトボールのバットで、前年比25%増を記録しています。全体の売上の89%は米国市場における販売の結果ですが、米国以外の地域でも前年比16%の伸びを示しています。特に日本市場では19%もの大幅な伸びを記録しております。

■アトミック ウィンタースポーツ
 2004/5冬のシーズンにおけるウインタースポーツ市場は前年にくらべ3%近く成長することが見込まれています。そのなかで2004年の売上高は前年比9%(為替影響含まず)の伸びを示し、また経常利益は5%増の2,960万ユーロとなっています。

■プリコー フィットネス
 アメアグループの中でもひときわ好調なフィットネス事業は、売上高で前年比20%増(為替影響含まず)を記録し、大きくグループに貢献しております。そのほとんどは米国市場によるもので、前年比32%増の売上を記録しました。また、世界的なフィットネス製品メーカーのFPI(Fitness Products International LLC)社、そしてスポーツクラブやフィットネス機器用のプライベート・テレビ・ネットワークのリーダーであるClubCom社、フィットネス・クラブなどの施設向けに、多種多様なオーディオ/ビデオ・システムを提供するCardio Theater社を傘下に収め、ハード・ソフト両面で充実したサービスを提供しています。商品としてはElliptical fitness equipment、トレッドミル、サイクルの売上げが大きく伸びています。

■スント スポーツインスツルメンツ
 リストップコンピュータという新しいスポーツインスツルメンツを提案するスントの売上高は前年比1%増となりました。ノン・コアラインの縮小、日本での本格投入、新しい製品ラインの投入などにより、今後大きな伸びが期待できます。
 

3.アメアグループ 今後の見通し

 タバコビジネスの売却により、100%スポーツ用品に資源を集中する今後は、業界でのリーディング・カンパニーとなることを目指します。豊富なキャッシュフローや安定したバランスシートなど、その強固な財務体質は、これからのアメアグループの将来が安定した基盤のもとに築きあげられ、大いに発展していくことを物語っています。


4.アメア スポーツ ジャパンの業績概況と今後の見通し

 アメア スポーツ ジャパンの2004年度売上高は73億9,200万円に達しました。

(億円) 2004年 2003年 2002年 2002-2004増減
売上 73.92 50.71 46.56 +59%


増収の背景としては、ウイルソン事業(テニス、ゴルフ、チームスポーツ)の堅実な成長に加え、プリコー(フィットネス機器)部門の大幅な業績伸長、更に昨年度より本格的に事業を開始したアトミック(ウインタースポーツ)、スント(スポーツコンピュータ)が、好調にビジネスをスタートできたことが要因として挙げられます。2005年度に関しては、ウイルソン事業の継続的な強化 新規事業のスムーズな軌道乗せを戦略の柱とし、更なる増収を見込んでおります。

アメアグループ ホームページ www.amersports.com
お問い合わせ先:
アメア スポーツ ジャパン株式会社
広報部:
TEL: 03-5302-4306
FAX: 03-5302-4679




アメア スポーツ ジャパンについて
アメア スポーツ ジャパン株式会社は、ウイルソンブランドのスポーツ用品に加え、ウインタースポーツ用品のアトミック、フィットネス機器のプリコー、スポーツコンピューターのスントなどを扱う総合スポーツ用品メーカーです。